MAKE THINGS

お客様と一緒に考えていくことを心がけています。

なるべく多くの選択肢から考えていただけるよう、それぞれのメリット・デメリットをサンプルやモデルなどを用いながら説明します。

Plan

いつもヒアリングは、ゼロからのスタートです。無いものを実現する特注家具は、提案の難しさがあります。

具体的なイメージを持ってもらえるよう、材料、塗装、仕口のサンプルなどを手にとってもらいながら、過去の事例や、実際に使っている家具を見ていただきます。そしてヒアリングによってイメージを共有しながら、デザインしています。家具製作で長年培った経験により、自信を持ってご提案いたします。

 

Wood & Hardware

国産のナラ材・サクラ材がHOFF&Co.の定番の材料です。他にも、クルミ、クリ、カエデ、タモ、ケヤキなど、ご要望に応じた仕入れも可能です。

長年付き合いのある高山市の材料屋さんより丸太で買い付けを行います。水分のよく抜けた冬伐採材にこだわりることでより狂いが少なくなります。各材料の特性に基づいたご提案をさせていただきます。

日本特有の急斜面の多い山間部で育つ木は大径木の輸入材に比べ、細く曲がっている個体が多いですが、吟味して使うことで慈味深く美しく仕上がります。

また日本の山で育ち、日本の気候の下で乾燥された材料を使用した製品は、日本の気候に順応し反りやねじれなどの狂いが少ないものとなり、長く使い続けることができます。

前述の材料屋さんより「メーカーが使いにくい材に手間をかけて価値をつけることが地元の林業を守ることにつながる」と教えられたことがあります。家具作りを通して持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいきたいと考えています。

Technique

どの材料を家具のどこに使うかを決める工程を「木取り」といいます。無駄なく美しく仕上げるために最も重要な作業です。時間をかけてじっくりと材料と向き合います。

ホゾやサネといった伝統的な「仕口」を使い、材料の反りや収縮に順応した構造を用いて、機能的で美しい家具を目指しています。